世の中のほとんどのことで、成功するか否かはコミュニケーション
にかかっていると言ってもほぼ間違いではないでしょう。
人脈の構築、交渉術といったこともすべてコミュニケーションの
延長線上にあるからです。
コミュニケーションをスムーズに進める術を知っている人が
人生を変えることにつながっているとすれば、コミュニケーションが
苦手という人はおおよそ人生を変えるところには至りません。
今回は、コミュニケーションが苦手という人にフォーカスしてみます。
まず、コミュニケーションの苦手な人に共通していることは、
そして、そういう人は相手の短所を見つけることがとても上手です。
なので、それを口にすると相手から嫌われ、自分が我慢すれば相手を嫌いに
なってしまうところにコミュニケーションの糸口が見つからないのです。
一度「相手の長所を発見する」ということに精神を集中させてみて下さい。
どのような人にも、きっと1つや2つは長所というものがあるはずです。
そして、長所が見つかれば、素直に声に出して「褒める」のです。
たいていの人は自分の長所というものにあまり気付いていないことが多いのです。
もし誰かが自分の長所を褒めて伸ばしてくれたとしたら、あなたはその人に
どのような感情を抱くでしょうか?
人間には「承認の欲求」というものがあり、そこを埋める人、
つまり自我の欲求を満たしてくれる人を必要とし、満たされて成功した暁には
尊敬するようになるのです。
つまり、あなたが相手(周囲の人)を成功させることが
あなた自身の成功につながるのです。
最初は少しとまどうかも知れませんが、もしあなたの褒め言葉が
相手の潜在的能力を発揮させ、特技に変えることができたなら、
あなたは生涯の恩師として崇められることになるのです。
あなた自身が感謝されながら成功することができるのです。
成果が出るかどうかも分からないようなビジネス教材に取り組むだけ
よりは、別のところから早く結果がでるかも知れません。
気軽に相手の長所を見つけては褒めるということをやってみましょう。
「成功者はなにを考えなかったか」
まわりみち