「老化対策」一覧

人は歩くのが普通のような気がしますが、この「歩く」という動作には、脳や神経など体のさまざまな機能が関係しています。

段差のないようなところで転倒しそうになったり、自分の意志に反して、体が思うように動かないといった感じがする人は、感覚が鈍くなっている可能性があります。

階段を降りるときに膝に力が入らないという症状は辛いだけではなく、転倒のリスクが高く非常に危険な状態でもあります。

帯状疱疹は、水痘（みずぼうそう）にかかった人の体内に潜伏しているウイルスが再活性化することで発症する病気です。つまり、水痘と同じウイルスで発症する病気です。

活性酸素とは、私たちが呼吸で体内に取り入れる酸素から発生する物質です。全体の数パーセントが通常以上に活性化して活性酸素になると言われています。

人が生まれてから成人するまでに起こる変化を「成長」と呼び、成熟期から死ぬまでに起こる変化を「老化」と呼んでいます。

フレイルとは、加齢や疾患により身体的・精神的に老い衰えた状態のことで、健康な状態から要介護状態になるまでの中間的な状態を表現する言葉です。

筋肉が普通に機能しているときには、ほとんど気になることもありませんが、加齢とともに筋力（筋肉）が低下すると、さまざまな症状が出るようになります。

高齢になって筋力が衰えるとは、運動する機会が減ったことで筋繊維が細くなっている状態で、筋繊維そのものが少なくなってしまった訳ではありません。

ロコモ（ロコモティブシンドローム）とは、運動器障害により、移動機能の低下した状態のことです。つまり、移動するための能力が衰えた状態のことを言います。

６０歳を過ぎた頃から、発熱や目のかゆみなどがないのに鼻水だけが出るという症状を経験する人が多くなります。これが加齢性（老人性）鼻炎です。

免疫とは、疫（病気）を免れるという意味で、外から侵入してきた細菌やウイルス、体内で発生したガン細胞などを見つけて排除することで自然治癒をめざす自己防衛システムです。

中高年になって、睡眠中に足がつるという経験をする人が多くなります。時間的には数分程度の出来事ですが、それでも痛みで目が覚めてしまうのが普通です。