「飼い犬に手を噛まれる」
これは信頼を裏切る行為を表す言葉として有名ですが、
噛まれた飼い主は、もちろん痛いですが、実は噛んだ犬は、
もっと悲惨な未来が待っています。
信用をなくした人は、だれからも信用されなくなり、
やがては、寿命を縮めたり、自らの命を絶つ結末に至ります。
裏切り行為にも、踏み倒し、持ち逃げ、ウソ、無視、遅刻、
陰口といったように、いろいろあり、それらは一見自分とは
無関係なように思われがちですが、ごく普通に誰にでも持ち合わせていて、
信用を無くし、信頼を損なう行為に「ウソ」というのがあります。
誰にでも見透かされてしまうようなウソは、その人の人格を
大きく下げるだけではなく、ビジネスマンであるなら、
たとえ小さなウソであっても致命的な傷となってしまいます。
なぜなら、ビジネスとは信用で成り立っていて、その信用は
ガラスのように脆いもので支え合って成り立っているからです。
なので、いくら大金を積んでも、信用されていない人のところに
人も物も集まりません。
人は、安心と安定を求める生き物です。
だから本能的に自分に危険なものを探り当てる感覚があります。
もし、あなたが人材や商材に恵まれていないとしたら、それは
あなたのビジネスのやり方より、あなた自身に信用が不足している
のかも知れません。
ビジネスを成功させる方法を模索するより、あなた自身の信用度を
上げることこそ、まず最初にやるべきことです。
あなたの信用が増すことにより、壊れやすいガラスのような信用も
厚く頑丈なものになり、強固なビジネス関係ができていくからです。
まわりみち
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